COLUMN
2020.01.12
今回は、普段の食事に関して振り返ります。
「最近、魚を食べていない・・・。」
「チョコが手放せない!」
「飲み会が多い・・・。」
ひとつでも当てはまるなら、紹介する対策方法を試してみてください。
食事のバランスを整えることで、健康的なカラダに近付きます。
魚介類、週に何回食べていますか?
水産庁のアンケートによると、
となっています。
一方で、「積極的に摂りたい」と思っている人は95.3%と高いんです。
魚を週2回以上食べると、
といった効果が期待できます。
さらに、心臓病の発症が減り、寿命を延ばせるという調査結果も発表されています。
魚に含まれるDHA(ドコサヘキサ塩酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)には、心筋梗塞の予防に繋がります。
まったく食べない人に比べ、平均2.2年長生きするというのです。
しかし、魚は肉に比べ調理が難しい・メニューが少ないんですよね。
そのため、日常的に取り入れやすいサバ缶・イワシ缶が人気が高いのです。
とメリットたくさん。
ご自身のライフスタイルに合わせて、魚を摂り入れてみてください。
チョコを食べる機会は多いですか?
疲れたから・頑張ったから、チョコを食べるというのはよくある話です。
チョコへの依存が強いと、
といった症状が見られるケースも。
そんな時は、水を飲みましょう。
実際、水を飲むようになるだけで、チョコを食べたくなくなり、 疲れが取れ、前向きになった方がいます。
なぜ、水だけで改善されるのでしょうか。
人間の体内の60~70%は水分と言われています。
脳の神経伝達についても、神経細胞における軸索(いわゆる神経線維)の中で、神経伝達物質が運搬される際に水が必要です。
水分が満たされることで脳内の神経伝達機能が改善し、情報の伝達がスムーズにできるようになるようです。
つまり、水分が少なくなった場合には、幸せ・やる気を感じる感情が伝達しにくくなる可能性があるのです。
もしも、やる気が軽減してきていたり、もの忘れが多くなってきたりしていると感じているのであれば、水分不足の可能性を疑ってみてください。
これを機に、水分を積極的に摂りましょう。
11月末から1月は、多食の機会が増えます。
特にクリスマススウィーツは、糖の摂取が気になりますよね。
加えて、「こげつき物質」が多くなる時期でもあります。
「こげつき物質」をご存知でしょうか。
体内に蓄積した糖は、最終的には最終糖化生成物(AGEs)になります。
AGEsは、カラダの中の様々なタンパク質が糖と結合し、変性して体内に蓄積します。
蓄積が増えると、老化が促進し様々な病気を引き起こすと考えられています。
例えば、
などが挙げられます。
「こげつき物質」を抑えるには、
といった対策が必要です。
AGEsは医療機関で測定することができますので、確認してみてください。
病気のリスクを抑えるためにも、「こげつき」体質の改善をしていきたいですね。
私達のカラダは口に入れる食べ物で作られています。
普段の生活で気をつけたい、3つのポイントをまとめました。
これらを守ることで、元気に長生きできる可能性が高まるでしょう。