腸活コラム

COLUMN

2019.10.31

私のダイエット!その2(レトルト食品に潜む危険性)

多くの女性が気になるであろう話題・ダイエット。

今回は、お手軽なレトルト食品に注目します。

温めるだけのご飯・おかずは、とても便利ですよね。

しかし、そのような食品は、いくつか大きな問題を抱えています。

私・神谷仁医学博士の実体験も交えて、お話していきます。

「即席ラーメンなどは控えたほうが良い」理由を確認していきましょう。

私の食事内容

今から20年ほど前です。

実家に近い大学病院の研修を一通り終えた私は、他の病院へ研修に出ることになりました。

久しぶりの一人暮らしでした。

恥ずかしながら、私はほとんど料理経験がありませんでした。

そこで、一人暮らしを始めるに当たり、食事について以下を決めていました。

  • ごはんだけは自分で炊く(炊飯器で炊く)
  • 野菜を摂る機会はなるべく多く(お惣菜などを購入)

当時、おかずについては自分で調理ができなかったので、レンジで温めてご飯に掛けられるものを購入していました。

平日は、そういったものを主に朝と夜に食べていました。

といっても、毎日食べられるわけではありません。

急患が入った時は、場合によっては病院に泊まり込みです。

そんな時は、簡単に食べられるようなカップラーメンなどでお腹を満たすこととなります。

また、ほとんど食べないで眠ってしまうことも少なからずありました。

要領が悪かったせいもあり、自宅に帰るのが遅く、食い気よりも眠気が勝ってしまったのです。

さらに、昼食についてはパスタを選ぶのが多い状態。

病院の食堂で提供される定食はほぼ食べませんでした。

週末は、ラーメンを食べたり、定食屋さんに行ったりしていました。

そんな生活を2年足らずの間送っていました。

今から考えれば、決定的に足りない栄養素がいくつかありました。

それでも仕事の忙しさもあって、自分の体調の変化や体自体の変化にはほとんど気づいていませんでした。

肌がボロボロに

約2年間そんな暮らしをしてそこでの仕事を終えて、実家に帰る時でした。

引っ越しの手伝いに来てくれた母が、私を見て

「肌がえらいことになっているわね。」

と言ったのです。

その時に初めて気が付いたのですが、私の肌はかなりボロボロになっていました。

肌を少し擦ると、カサカサになった肌の一部が落ちてしまいます。

落屑(らくせつ)といった状態になっていたのです。

原因は、今となってみれば明らかです。

それは、それまでの食事における栄養の偏り(かたより)です。

三大栄養素という括り(くくり)から考えてみましょう。

2年間で摂っていたのは、

  • ごはん:炭水化物(糖質)
  • パスタ:炭水化物(糖質)
  • 野菜:炭水化物(糖質+食物繊維)

炭水化物(特に糖質)の割合がかなり高い食事です。

おかずは、

  • ごはんの上に掛けていた、どんぶりの素みたいなもの
  • パスタのソースに含まれた魚介類や肉程度

たまに、定食などを食べる程度です。

つまり、タンパク質や脂質が圧倒的に不足していました。

これらの動物性タンパク質には、タンパク質や脂質を代謝するために必要なビタミンやミネラルも含まれています。

ミネラルも不足していたのは、間違いありません。

どうしてそんなことが言い切れるのか、それは私が主に頼っていた加工食品に大きな問題があるからです。

工業的食品に3つの問題

ご飯の上に、レンジでチンした即席のパック入り具材を掛けていました。

この即席の具材、いわゆる

  • レトルトカレー
  • 「どんぶりの素」

のようなレトルト食品。

以下、これらを「工業的食品」と呼んでいきます。

実は、とても大きな問題が3点あります。

工業的食品のデメリット①ビタミン・ミネラル不足

まず、入っている食材はあらかじめ下茹でされています。

そうすると、水様性のビタミンやミネラルの大半は、その時点で、茹で汁の中に捨てられてしまうのです。

さらに、海外でそのように下茹でされた食品は、冷凍された状態で輸入され、国内の工場で解凍されます。

冷凍される際には、食材の細胞膜が破壊されます。

解凍された際には、細胞の中に入っていたミネラル分が流れ出ます。

流れ出たものは、「ドリップ」と呼ばれますが、調理前にしっかりと拭き取られます。

「工業的食品」における具材は、元々入っていた水様性ビタミンやミネラルが欠如した状態なのです。

工業的食品のデメリット②ミネラル吸収の邪魔

加えて、市販されている出来合いの食品(レトルト食品含む)には、ほぼ全てに食品添加物が含まれています。

食品添加物として多く含まれているのが、リン酸塩(重合リン酸塩)です。

このリン酸塩は、ミネラルと結合してミネラル分の吸収を阻害してしまいます。

つまり、レトルト食品のような「工業的食品」は

  • 食材に含まれる水様性ビタミンやミネラルが摂れない
  • 他の自然食材を摂ったとしても、ミネラルの吸収を阻害

してしまうのです。

工業的食品のデメリット③消化が不十分

「工業的食品」の製造過程では、最終的に熱処理が施されます。

実は、この熱処理も問題です。

高温処理されることで、食材に含まれている酵素は全て不活化されます。

さらに言えば、電子レンジで強く温めることでも、酵素は破壊されます。

食物酵素が壊されることは、「消化酵素を補助する役割が無くなってしまう」という意味です。

つまり、他に食べ物を食べても、消化・吸収が不十分になる可能性が出てくるのです。

また、食品に含まれている水溶性ビタミンもまた、熱処理の過程で破壊されてしまいます。

「工業的食品」は中性脂肪に隠れる?

レトルト食品に限らず、このような「工業的食品」にはダイエットの面でも大きな問題があります。

それは、カラダの中での毒物処理の問題と大きく関係します。

人間古来の食べ物には存在しなかったもの(食品添加物など)には、毒性が少なからずあります。

人間のカラダの中に入った毒性物質は、基本的には肝臓で代謝されます。

胆汁に溶けやすい形となって、最終的には便と一緒に出されていきます。

ただし、この際、腸がしっかりと働くことがとても大事になってきます。

腸粘膜のバリアがしっかりしていない場合、胆汁に含まれている毒性成分も腸から漏れてしまいます。

では、肝臓で処理しきれなかった毒性物質はどうなるのでしょうか。

実は、多くの毒性物質は脂(油)に溶けやすい脂溶性です。

肝臓では、胆汁に少しでも溶けやすいように水様性に変えています。

つまり、処理しきれない毒性物質は脂溶性のまま。

この脂溶性である毒性物質をどうするか、体は考えます。

「そうだ、とりあえず、しまっちゃおう~!」

脂の中に溶け込ませちゃえば良い、という考えです。

人間の中で最も安全な脂のある場所と言えば、中性脂肪です。

毒性物質をしまいこんでおく場所としては、中性脂肪の多い皮下脂肪や内臓脂肪は格好の場所となるわけです。

カラダはあえて脂肪を残そうとするのです。

ですが、中性脂肪を始めとした脂肪を落とすのが、ダイエットには大事。

そう考えると、余計な脂肪を残さないためには、なるべく毒性物質を摂らないことが必要となるのです。

ダイエットの鉄則その1:毒性物質(食品添加物など)は可能な限り摂らない!

ということになります。

まとめ

ダイエットでは、食事が重要なポイントです。

レトルト食品ばかり食べていると、様々な悪影響が発生します。

  • ビタミン・ミネラル不足
  • ミネラル吸収の邪魔
  • 消化が不十分

加えて、食品添加物の毒性物質は、皮下脂肪や内臓脂肪に溜め込みます。

「工業的食品」は、体重の増加や肌の不調などを引き起こしてしまうのです。

即席ではなく、可能な限り栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

神谷仁医学博士

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