腸活コラム

COLUMN

2019.10.08

「リーキーガット症候群」の具体的な症状とは

「グルテン」によって、「リーキーガット症候群」が起きる可能性があります。

「漏れやすい腸」、つまり余分なものまで腸の外へ通してしまう症状です。

今回は、実際にどのような問題が発生するのかをまとめました。

腸が見逃した小さな異物が、心にも身体にも悪影響を及ぼします。

あなたの不調は、「リーキーガット症候群」が原因かもしれません。

「リーキーガット症候群」が引き起こすトラブル

「リーキーガット症候群」では、具体的にどんな問題が起こるのでしょうか?

例えば、完全には消化出来ていない、まだ比較的大きなタンパク質。

腸の壁をすり抜けて、血管の中に入り込みます。

体は、その未消化タンパク質を異物と見なしてしまいます。

場合によっては、体は抗体と呼ばれる別のタンパク質を作ります。

そして、未消化タンパク質に対して攻撃をする可能性があるのです。

つまり、

異物と見なされたタンパク質 =「抗原」と、

それに対して作られたタンパク質 =「抗体」によって、

「抗原抗体反応」というものが起こります。

未消化タンパク質に対してだけ「抗体」が反応しているのであれば、単に「アレルギー反応」と呼ばれます。

しかし厄介なことに、未消化タンパク質と、元々体の中にある一部のタンパク質の構造が似ているケースも発生します。

その場合は別の問題が起こる恐れがあります。

未消化タンパク質に対して作られた「抗体」は、鍵と鍵穴の関係になっています。

もしも、「抗原」となっている未消化タンパク質と、

体内にあるタンパク質の構造がとても似通っていた場合はどうなるでしょうか。

新たに作られたできた「抗体」は、体内にあるタンパク質に対しても鍵と鍵穴の関係になってしまうのです。

つまり、体の中で作られた「抗体」が、体自体を異物と勘違いして攻撃を仕掛けてしまうのです。

このような異常反応は「自己免疫疾患」と呼ばれます。

「リーキーガット症候群」は、体の内部で衝突を起こすきっかけになるのです。

「リーキーガット症候群」は心身の悪化へ

「アレルギー」・「自己免疫疾患」どちらにしても抗原抗体反応が生じた場所には、必ず炎症が出てしまいます。

連続して起こっている場合は、慢性炎症として以下の症状が出ます。

  • ニキビ、赤ら顔
  • プツプツとした二の腕などの皮膚湿疹
  • リウマチ様症状
  • 橋本病(亜急性甲状腺炎)様症状
  • セリアック病
  • 抑うつ感
  • 不安感
  • AD(H)D(注意欠陥(多動性)障害)
  • 花粉症などのアレルギー
  • 乾癬

などです。

加えて腸にも影響します。

例えば、

  • 吐き気
  • 便秘
  • 下痢
  • ガスの溜まり

そして、「リーキーガット症候群」を悪化させてしまいます。

「ギランバレー症候群」と呼ばれる末梢神経の異常が生じることも。

「リーキーガット症候群」は、悪循環を作り出してしまうのですね。

まとめ

「リーキーガット症候群」が原因の恐ろしいトラブルについてまとめました。

本来腸が通すべきでないものがすり抜けていくことで、体内で処理しようとします。

「アレルギー」・「自己免疫疾患」と呼ばれる抗原抗体反応です。

そして慢性的な炎症は、精神的・肉体的に悪影響を及ぼします。

腸の元気が無くなってしまうと、大きな問題に発展してしまうんですね。

次回以降、「ギランバレー症候群」について・「リーキーガット症候群」の予防法についてお話します。

神谷仁医学博士

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