腸活コラム

COLUMN

2019.10.07

漏れやすい腸とは?「リーキーガット症候群」の基礎知識

前回のコラム記事で、「グルテンフリー」の必要性について取り上げました。

「グルテン」の特性であるモチモチ・ネバネバによって引き起こされるトラブルも説明しました。

そのひとつが、「リーキーガット症候群」。

(詳細は「体調不良の原因は「グルテン」?3つの危険性 」をお読みください。)

今回から、この「リーキーガット症候群」に注目していきます。

謎の体調不良が続くなら、腸が元気を無くしているかもしれません。

腸の粘膜の仕組み

まずは腸内の働きについて、簡単に解説します。

腸の粘膜は、消化された栄養成分となるもの以外を腸の外へ通さないようにできています

土台があり、その上に腸粘膜を構成する細胞がブロックのように積み重なっています。

さらに、それぞれの細胞は、隣り合っている細胞と強く結びついています。

「ギャップ結合」と呼ばれています。

細胞と細胞の間は、かなり通りにくいものになっているんですね。

本来であれば、栄養成分となるもの以外は腸粘膜を通さないのです。

「リーキーガット症候群」とは

「リーキーガット症候群」は、「漏れやすい腸」症候群という意味です。

英語の「Leaky Gut Syndrome」の頭文字を取って、「LGS」と略されることもあります。

日本語での正式名称は「腸管壁浸漏症候群」。

近年、注目されている症状です。

先述したとおり、通常、腸の粘膜は働き者。

しかし、何らかの理由で、粘膜構造が弱くなってしまうことがあります。

普段では通らないようなものも、粘膜を通り抜けてしまう状態になってしまうのです。

総称して、「リーキーガット症候群」と言います。

粘膜を通り抜けた物質は、粘膜の下にある血管を通して、体の中に入ります。

栄養物質であれば、全く問題ありません。

しかし、栄養物質以外が含まれてしまうケースがあるのです。

これが「リーキーガット症候群」という状態です。

例えば、

異物である

  • ウイルス
  • たんぱく質

などが腸を素通りしてしまうのです。

そして、様々な問題へとつながってしまいます。

「リーキーガット症候群」になると、腸が止めるべきものを、見落としてしまうんです。

まとめ

「グルテン」の大量摂取によって、体の異変を感じるかもしれません。

(詳細は「体調不良の原因は「グルテン」?3つの危険性 」をお読みください。)

「リーキーガット症候群」は症状のひとつです。

腸が、血管内に余分なものまで流してしまっている状態です。

では、「リーキーガット症候群」になると、具体的にどんなことが起こるのでしょうか?

次回、この続きについてお話します。

神谷仁医学博士

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