COLUMN
2019.10.02
7月3日は、「ソフトクリームの日」という記念日です。
1951年のこの日、明治神宮外苑で、米軍主催のアメリカ独立記念日を祝うカーニバルが行われました。
ソフトクリームが販売され、一般の日本人が初めて食べた日になったそうです。
今回は、夏の誘惑・ソフトクリームの危険と対策について確認しましょう。
7月・8月には、ソフトクリームなどの甘く冷たいものを食べる機会が増えると思います。
そんな時に気になるのが、カロリーや体重の増加。
「食べたい」欲求と、「太るかも」というジレンマに陥りますよね。
しかし問題は、「太る」ことだけではないのです。
甘いものを食べることで、血糖値の上昇・下降の差が大きくなります。
まるで血糖値がジェットコースターに乗っているように、値が変動するのです。
このことにより、気分が盛り上がったり、急に落ち込んでやる気をなくしたりします。
数時間の中で、カラダも脳もヘトヘトになってしまいます。
怖いのは、この繰り返しにより
につながることです。
事実、私のクライアントさんの中にもアイスクリームを毎日3個食べている方がいました。
毎朝起きるのがつらく気力も出ないため、仕事に就くことが出来ない状態でした。
「アイスクリームを食べないようにしよう」
と思っても自制がきかない状態までなってしまいます。
確かに、ソフトクリームなどのお菓子類は魅力的です。
食べる喜びにも繋がります。
しかし、ソフトクリームの食べ方によっては病を引き起こすかもしれません。
「でも、ソフトクリームを食べたい!」
それならちょっとした対策方法があります。
ソフトクリームなどGI値が高い食品は、血糖値を急激に上昇させます。
GI値とは、食品が体内で糖に変化し、血糖値の上昇スピードを表す指標のことです。
GIは「グリセミック・インデックス(Glycemic Index)」の略です。
GI値が高いか低いかの目安は、60が境。
アイスクリームのGI値は65、コーンフレークは75です。
対策としては、ソフトクリームを食す10分~30分前に、GI値の低い食品を摂ること。
例えば、
などを先に食べましょう。
実用面で考えると、ローストされたナッツ類が購入しやすく持ち歩きに便利でおすすめです。
ご自宅でしたら、葉物野菜などを先に食べるのも良いでしょう。
血糖値の急激な上昇・下降は、ご自身で気づかないうちに起こっています。
ちょっとした不調は、
「まあいいか」
と日常の中で過ごしがちになります。
美味しいソフトクリームで大事になる前に、日ごろの心がけで予防しましょう。
ソフトクリームは甘くて冷たく、夏には食べたくなりますよね。
しかし、体重の増加や病気の発生につながるかもしれません。
対策するために、食べ方に注意しましょう。
この2点を注意し、ソフトクリームを楽しみましょう。